
家事代行サービスを利用する人は、自宅を留守がちであったり、忙しい毎日を送られている方がほとんどです。
ときには鍵を預かり留守宅へ入り仕事を行うこともあり、見知らぬ人のお宅に自分1人がいるという状況が発生することもあります。
現金や貴金属などの貴重品だけでなく、見てはいけない書類なども置いてあることもありますが、家事代行サービスは、守秘義務も含む信頼の上に成り立っているビジネスです。依頼者宅から継続して信頼を得るための行動も求められます。
家事が好きという方にとっては、この上ない仕事ですが、ビジネスの1つとして割り切ることが重要となります。というのも、家事代行サービスは、家事にあてる時間がない、家事が苦手である、など家事ができない状況の方が依頼しています。
たとえばシンクの中には洗い物がたっぷり貯め込まれ、トイレの便器には取れない汚れがこびりついている可能性もあります。
すべて完璧にしよう!
と頑張る気持ちも大切ですが、時間内に終わったのはトイレ掃除のみ、食事は作れなかったという状況では、お金をいただくプロとしては許されません。
お客様と状況を見ながら、互いに相談して、どのような住居であっても、ご満足いただける家事を進めていく力も必要です。