
高齢化問題1 一人暮らし
核家族化が進む現在では、高齢になっても子どもと同居する人が減る傾向にあります。結果、夫婦どちらかが一人暮らしとなってしまう。さらに、生涯未婚、あるいは離婚・死別による一人世帯も多く、今後、高齢者の一人暮らしがますます増加すると予想されています。
この高齢者の一人暮らしは、2035年には全世帯の14.4%になると予想されているのです。
高齢化問題2 認知症問題
認知症の発症率は、80代後半で男性35%、女性44%、95歳をすぎると男性51%、女性84%というデータがあります(2019年「第2回認知症施策推進のための有識者会議」資料)。
認知症は高齢になるほど発症リスクが高くなるのです。今後、高齢化が進むにつれ、認知症患者はさらに増え続けるでしょう。
しかも、認知症の方の6割以上が自宅で暮らしています。そこで、行政をはじめ、さまざまな団体が見守りなどの支援をしています。
家事代行サービスでは、一人暮らしの高齢者のお宅を訪問して、掃除や洗濯、炊事など家事のサポートをはじめ、初期の認知症患者さんの見守りも兼ねた各種サービスを提供することで、医療や介護の範囲外での高齢者のサポートを期待されています。