
SES正社員とはそもそもどういったものでしょうか?
言葉としては、System Engineering Serviceの略がSESです。
わかりやすい言い回しとして、
「入社した会社とは別の会社に勤務する正社員」
「プロジェクトごとに指定された会社へ転々と勤務する正社員」
「常駐型の正社員」
です。
学生時代のアルバイトなどで派遣のお仕事をしたことはありますでしょうか?
派遣のビジネスモデルと非常によく似ています。
SES正社員は、入社した会社に出社することは基本ありません。派遣社員のように、契約した会社とは別の会社で勤務します。
そして、プロジェクトが終了するなどすると、次の配属先企業に出社することになります。これを繰り返します。
SES正社員最大のメリットは、ITの仕事をスタートしやすい、就職しやすい、ということです。
採用人数が多いため、SES正社員からITキャリアをスタートする方が多いでしょう。
収入が上がりやすく、将来性があり働き方も多様なIT業界。ITの仕事を始められるきっかけを与えてくれるSES正社員は非常にありがたい存在です。
しかし残念なことに一生働き続けたいと思えるSES正社員企業は非常に少ないようです。大変多くの方が転職をします。
その転職でまたSES正社員を選んでしまうと、数年おきに転職を繰り返さざるを得ないループになってしまうことが多いように見受けられます。
最初から2、3年はSES正社員。
その後、転職するならSESフリーランス、という選択肢があります。
とにかく他の業界とIT業界の正社員は性質が大きく異なります。