
フリーランスの職種にもよりますが、エージェントを活用して仕事を獲得するのもひとつの方法です。
エージェントを活用する最大のメリットは「営業をしなくて済む」ことです。
あなたと企業の仲を取り持ってくれるのがエージェントです。あなたの強みを理解してくれたうえで、それを必要としてくれる企業につないでくれるのですから、これほどありがたい話はありません。
仮にあなたの実績がまだ乏しかったとしても、エージェントの信頼性が高いことによって相手企業があなたを選んでくれることもあります。
とくにフリーランスに成り立ての時期は、エージェントを有効活用することで仕事に安定感が生まれやすくなります。
エージェントに対しては、あなたの専門性やスキルを「細かく」「誤解なく」伝える必要があります。エージェント向けの「営業ツール」も渡せるよう準備しておきましょう。
「企画案を提出してください」
「サンプルを提出してください」
というエージェントからの要求に迅速に応えることも肝心です。
エージェントが「優秀な人材だ」と思わなければ、当然、あなたを先方企業に売り込もうとは思わないはずです。
エージェントはあなたを売り込んでくれる代理人です。エージェントが少しでも売り込みしやすいようお膳立てしておくことで、仕事の獲得確率が高まります。
なお、エージェント選びには慎重を期しましょう。
中には、取引している企業の質が低い、あるいは、売り込み能力が低い、というエージェントも存在します。
知り合いのフリーランスから評判のいいエージェントを紹介してもらえるようなら、それに越したことはありません。
もちろん、クラウドソーシング同様、報酬からは手数料が引かれます。
また、何かしらの理由でエージェント自体が消滅した場合、仕事が一気になくなる恐れもあります。
ありがたい存在ではありますが、フリーランスとしてリスクなく活躍するためには、エージェントへの依存度が高すぎるワークスタイルは好ましくありません。
あなたの市場価値を高めて、企業と直接取り引きする活動も並行していきましょう。
ちなみに、エージェント以外に、フリーランス案件を扱う人材紹介サービスもあります。
「フリーコンサルタント.jp」
「プロの副業」
「スマートキャリアエグゼクティブ」
「プロシェアリングサービス」
「i-common(アイコモン)」
「顧問名鑑」
「パソナ顧問ネットワーク」
など。
気になる人は、取り扱い案件を確認してみましょう。