フリーランスは、メンタルがやられる担当者と付き合わなくていい

気持ちよくコミュニケーションできない人との仕事は継続しないほうが賢明です。なぜなら、エネルギーを吸い取られて、やる気や仕事の生産性が落ちてしまうからです。

以下は気持ちよくコミュニケーションできない人の特徴例です。

・言葉や態度が乱暴
・上から目線
・自分勝手
・時間にルーズ(メールやチャットのレスが遅いなど)
・○○ハラスメントがある
・(こちらへの)敬意がない
・責任を丸投げしてくる
・粘着質
・仕事に対する「愛」や「情熱」がない

もちろん、選り好みが激しすぎて、多くの人を排除してしまうのは極端です。疑心暗鬼が強すぎる人や繊細すぎる人は、自分自身の内面を丁寧に見ていく必要があります。

とくに、自己肯定感が低めの人は、自分の思い込みを外すリフレーミングに取り組みながら、自己肯定感を高める方法がおすすめです。レジリエンス(心のしなやかさ)も高まっていきます。

リフレーミングとは、ある出来事や物事に対する見方を変えることです。

「スピードが遅い」を「丁寧で慎重」に変える。
「落ち着きがない」を「好奇心が旺盛」に変える。
という具合に、短所を長所に変えていくことで、自分を肯定する気持ちが少しずつ育まれていきます。

一通りの防衛策を講じてもなお大きなストレスを感じるようなら、その後の仕事は断りましょう。断る際は、差し障りのない程度の断る理由と一緒に相手への敬意と感謝を添えるなど、後腐れなくやり取りする必要があります。

不要なストレスが消えれば、その分のリソース(資源)を自身の技術向上やほかの仕事に活かすことができます。

人間関係を整えて自分のメンタルコンディションを整えることもフリーランスの大事な仕事です。いつでも迷いなく仕事を断れる自分でいるためにも、自身の専門性とスキルを磨き、ブランド(市場価値)を高めていきましょう。