フリーランスは、必要以上に売り込む必要はない

フリーランスの中には「サービスを売り込むのは苦手です」という人もいるかもしれません。しかし、このことをあまり心配する必要はありません。

なぜなら、セールスを極力不要にすることがパーソナルブランディングの戦略だからです。パーソナルブランディングとは、端的にいえば「個人をブランド化すること」です。

自分のセミナーや講座を提供すると、あなたが好むと好まざるとにかかわらず、周囲の人があなたを「先生」として認知するようになります。この傾向はフリーランスが自分の市場価値を高めるうえでの追い風となります。

あなたは教える立場の人で、参加者は教えを請う立場の人です。中にはあなたに尊敬の念を抱く人もいるでしょう。これは「営業マン」と「お客様」ではなかなかつくることのできない関係性です。

商品説明会であれば、参加者は多少なりとも「もしかしたら売り込まれるかもしれない」という「警戒心」を持っています。警戒する相手に話をするのは難しいものです。

一方、○○を学びに来ている生徒の場合、持っているのは「警戒心」ではなく「勉強意欲」「向上心」「期待」などです。

もちろん、あなたも必要以上に売り込む必要はありません。あなたのサービスがその人の悩み解決につながること、そして、悩み解決の先にすばらしい未来が待っていることだけを伝えればいいのです。