ここでは、以下の流れでWEB系のフリーランスとして独立する具体例をご紹介します。
①リゾートバイトをして生活コストを極限まで下げつつ最短でお金を貯める
↓
②生活費が安い国でWEB系のスキルを身につける
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③自分のプロダクトを作り続ける
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④制作会社に営業をする
↓
⑤収支＞生活コストの状態を作る
みなさんがよりリアルにフリーランスになることがイメージしやすいよう順番に詳しく解説していきます。
①リゾートバイトをして生活コストを極限まで下げつつ最短でお金を貯める
まず、どうにかして生活をゼロにして、稼いだ金額を全額貯金するにはどうしたらいいかを考えます。そのお金を留学やWEB系スキルに自己投資したいなら、やはりリゾートバイトが最も適しています。
その理由は以下の通り、
・家賃無料
・交通費無料
・食費無料
というのが大きいです。
全て無料の上に、給料もそこそこいいところで、月20万円位貯金ができます。4ヶ月で100万円貯金できるような仕事もあります。
案件によって一部負担などありますが、それでも生活コストを極限まで下げられます。
例えば、
・プールの監視員
・遊園地スタッフ
・スキー場スタッフ
・ホテルスタッフ
などなど、2,3ヶ月毎に全国各地を飛び回り、色々な職種を経験することができます。
仕事を探す方法は簡単で、リゾバ専門の派遣会社に登録するだけです。リゾバ専門の派遣会社は複数あるのですが、オススメは以下の会社です。
・リゾバ.com
・ハッシャダイリゾート
これらに登録しておけばまず間違いないので、リゾバに興味がある人は登録だけでも済ませておきましょう。あなたが今大学生なら、次の夏休みや冬休みの長期休暇の際に一度経験してみるのもオススメです。もし興味がある人は試してみてください。
半年位で100万円以上貯金でき、1年間稼がなくても生きていける状態になったので次のステップへ進みましょう。
②生活費が安い国で、WEB系のスキルを身につける
日本では月5万円で生活できなくても、物価や生活費の安い東南アジアのタイなどの国では月5万円で生活できますし、WEB系のスキルは場所を選ばずに世界中どこでも学習できるので、日本にいる必要すらありません。
【物価の安い国×フリーランス】
はとても相性がよく、日本で生活している日本人と同じように、日本円を稼ぎながら、生活コストが安い国で生活でき、稼ぐ金額が日本と比べると少なく済みますし、大きく稼いでも生活コストが安いのでお金は貯まる一方です。
「人間が変わる方法は3つ」しかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
日本の経営コンサルタント、起業家である大前研一さんが言った、人間が変わるには上記の３つの方法しかないと発言したことはあまりにも有名ですよね。
もしあなたが東南アジアのタイのチェンマイに行ったら
①食事、掃除、洗濯、生活に関わることをすべてアウトソーシングできるので、自分の作業時間・勉強時間を圧倒的に確保できる。(時間配分を変える)
②家賃が安く、長期滞在しやすい。日本みたいな面倒な手続きもなく、住みたいと言えば、その日から入居できる。日本人が住めそうな物件は6,000THB〜＝約21,000円〜)からある。(住む場所を変える)
③自分のことを誰も知らない環境で、人間関係を完全にリセットできる(付き合う人を変える)
人間が変わる３つの要素が全てが揃っているので嫌でも人生変わりそうですね。
このような環境でWEB系のスキル、主にWEB制作に必要なプログラミングを身につけるのです。
③自分の実績を作り続ける
プログラミング学習後は、仕事を獲得するための最低限の実績づくりに取り組みます。
最低限の実績の見せ方は色々ありますが、最も簡単な方法は自分が今まで模写したサイトなどをグーグルドライブにまとめて、これを簡易的なポートフォリオにする方法です。
最近は、ポートフォリオサイトを作るためのWEBサービスやHTMLテンプレートを販売しているサイトもありますので、そちらをうまく活用することもオススメです。
・【RESUME】
https://www.resume.id/
・【THEMEFOREST】
https://themeforest.net/category/site-templates
最初から自分の中でデザインのイメージがある場合は、０から自分でデザイン・コーディングをして自分にとって初めてのポートフォリオサイトを完成させます。
以下では、ポートフォリオサイトを作るのに、Photoshopなどのデザインツールは必須ではないこと、デザインが苦手なエンジニアが自作のポートフォリオサイトを作る方法も併せて解説していきます。
①日頃からおしゃれなサイトを見つけたらブクマに保存
WEB制作をする時にはPinterestを見て、例えば、Pinterestで【Web Design】と検索してみましょう。この中から自分が気に入ったデザインを保存して、自分が作りたいサイトのイメージを膨らませていきます。
②ポートフォリオサイト作る時に参考サイトを再度見る
③そのサイトたちの気に入った部分をマネする
色んなサイトを見て、自分が気に入った場所をうまく自分のポートフォリオサイトに組み込むイメージです。
④サイトを元に大まかなレイアウトを紙に描く
①〜③の工程で自分の頭の中でサイトのイメージができあがってきたと思います。次はそのイメージを紙にざっとレイアウトを書き出します。
⑤コーディングしながらデザインする
レイアウトがなんとなく決まったら、あとはコーディングしながらデザインします。理由としては、1からデザインツールの使い方から覚えなければならないからです。デザインしてからの方が圧倒的に楽ですが、その分圧倒的に時間がかかります。
１，デザイン→コーディング→サーバーアップロード
２，コーディングしながらデザイン→サーバーアップロード
こうすることで３ステップではなく２ステップで完成します。
特にデザインを苦手にしている人は”デザイン”の過程でまず挫折します。
ゴールはポートフォリオサイトを完成させることであって、デザインツールを使えるようになることではありません。
最短距離でポートフォリオサイトを作るためにデザインツール必須ではないので、デザインができないからといって諦めなくて大丈夫です。
フリーランスは「自分のポートフォリオサイトを作った方が良い」と思っているとはいえ、それでもほとんどの人が作れないし、見せられません。
なのでそこには大きなチャンスがあります。
ここだけの話、ポートフォリオサイトを自分で作れれば就職は余裕だと思います(もちろんクオリティにもよりますが)。
「未経験」だったらなおさらそこで勝負しましょう！
ポートフォリオサイトは、知名度のないフリーランスが仕事をもらうための唯一の武器です。
身元もよく分からないフリーランスの仕事の質を保証してくれるのは「制作実績」のみです。ポートフォリオサイト自体が自分の作品や制作実績になります。
クライアントが一番わかりやすく実力を判断できるところなので、自分が現時点で作れる最高のwebサイトを作りましょう。
ポートフォリオサイトを作るとクライアントからの食いつきがいいですし、その方が相手からも信頼されやすいです。
Progateでレベル上げしている暇があったら、学んだことですぐにアウトプットするために自分のポートフォリオサイトを作りましょう。
その方が圧倒的に成長効率がいいです。
④制作会社に100件の営業をする
自分の最低限の実績を作った後は、仕事・案件獲得のための営業をしていきます。自分のスキルをお金に変えるためのフェーズです。
【ゴールは仕事を獲得すること】です。
最も結果が出るのは【制作会社への営業を100件】です。
以下より詳しく解説していきます。
結論から言うと、完成したポートフォリオサイトを使い、3日間で100件の営業をし、案件獲得を目指します。
一番良いのは営業しなくていいくらい、経営者などの知り合いがいればいいのですが、あいにく人脈もコネも０のときはこの方法を使います。
方法はシンプルで、自分の地元の制作会社を調べてひたすら営業メールをおくります。返答率が約30％で成約率は約10％を達成したら、この数字はかなり高いです。
営業を100件やってみると、次もう一度100件やれば確実に返信率を上げられるのです。最初は何でも量をこなすべきで、量をこなすことで段々質も上がってきます。
【どこの制作会社も慢性的な人手不足】
人手不足なら新しい人を雇えばいいのですが、なぜ慢性的な人手不足なんでしょうか？
答えは【即戦力が求められているから】です。
つまり、そのスキルを持った人材がなかなかいないので人材不足というわけです。
それは未経験から募集して育ててあげれば人材不足解消できるよね？！
こんな声も聞こえてきそうですが、未経験OKの企業はありません。
その理由は【未経験をわざわざ雇って１から育てるのはリスクが高いから】です。
もし仮に未経験の人を雇ってしまうと、給与にいくら、教育費にいくらとかなりのお金がかかります。そして、1年とかで辞められると企業側はたまったもんじゃないですよね。
なので【どこの制作会社も慢性的な人手不足】になっている。という仕組みです。
ということは【即戦力】になれば就職は難しくありません。その理由は、フリーランス目指していてもし仮にうまくいかなくても、最悪就職するという道も残されているからです。
案件獲得のためにすること
・求人サイトで求人広告を出している企業に営業する
・フリーランスエージェント会社に登録する
・Wantedlyでリモートワーク可の仕事に応募する
・クラウドソーシングを利用する
・友達に自分ができることを伝えておく(営業パートナー)
・自分が勝てる場所を見つける
これらすべての方法が案件獲得として有効な手段なので、まだ挑戦したことがない方法がこの中にあれば是非実践してみてください。
求人サイトで求人広告を出している企業に営業する
求人サイトに広告を出しているということは、確実に人材不足です。確実にニーズがあるのでそこを狙っていきます。
例えば、【フロントエンジニア求人】でググるとマイナビ転職のサイトがトップに出てきますので、これらの企業に営業していく方法です。
企業に直接営業することにより、企業側は転職サイトへの仲介料を支払わずに済むので企業側にとっても嬉しいはずです。
マイナビなどの求人サイトでも同様のことができるのです。
エージェントに登録する
エージェントを使う一番のメリットは「営業しなくても仕事を探せる」ことです。
また、案件獲得や給与の交渉の面もサポートをしてくれるので、初心者でも安心です。
フリーランスとして案件を取れてる状態であれば、エージェントは使わなくて良いですが、逆に、フリーランスになったばかりで、何も分からない状態であればエージェントに頼るのも一つの選択肢としてアリです。
例えば、MIDWORKSに登録してみると、オンライン面談もあり、年収1000万円の案件もあったりするので、見ているだけでワクワクします。ぜひ一度ご覧になってみてください。
登録が完了すると、特別なFacebookグループに招待されて、ほぼ毎日のように案件が流れてきます。登録は完全無料ですし、30秒で登録できるので、何のスクもありません。
とりあえず登録しておくことをオススメします。
Wantedlyでリモートワーク可の仕事に応募する
フリーランスでWantedlyを使っている人はあまりいないかもしれません。ウォンテッドリーは、月間200万人が利用するビジネスSNSです。
検索条件に【フロントエンド】【リモート】と入れてみて、その後、プロフィールを充実させ、フルリモート可の案件に応募すると、企業から声をかけられ面談をするのは、かなり有効な手段です。
この方法を実践している人はいないのでオススメです。
もし、フリーランスとして生きていけなくなっても、最悪Wantedlyを使えば就職先を見つけるのは難しくないです。
クラウドソーシングを利用する
ご存知の人も多いと思いますが、オンラインで案件を獲得する一番お手軽な方法はクラウドソーシングサイトを利用することです。
日本だと、
・クラウドワークス
・ランサーズ
が有名です。
単価は低いですが、実績づくりにはいいです。まずは1件10000円〜50000円の案件を受注して自信をつけましょう。50000円の案件を月1件でも受注できれば、タイなどの東南アジアでも暮らせるので、これができれば人生の難易度はグッと下がります。
難易度もそこまで高くなく、まずはそこを目指すのが良いでしょう。
まず月5万円稼ぐことを目指して、単価の低さに消耗したくなければ、単価の高い制作会社への営業に切り替えましょう。
友人に自分ができることを伝えておく(営業パートナー)
これは知り合いに案件を紹介してもらう方法です。
友人や経営者、社長さんからの紹介が一番単価高く、ストレスなくできることが多いです。(もちろん人にもよりますが)
制作会社からの案件は、結局下請けなので何かと不自由が多く、精神的にも消耗しやすいです。
なので、最終的には知り合いの方からの直請けを目指すのがいいでしょう。
最初、周りにそういう知り合いもおらず、コネ0なら、制作会社への営業をメインにしましょう。その後、知人や友人にWEB制作の価格表を渡し、営業パートナーとして動いてもらってもいいです。
例えば、パートナーの方が30万円のWEB制作案件を受注してきたら、あなたが20-25万もらって、5-10万円をキックバックするという仕組みです。お互いWIN-WINの状態を作りましょう。
最後に、案件獲得において大事なことを覚えておいてほしいのですが、天才ですら打率は3割です。天才と呼ばれるあのイチローですら打率は３割です。
どんなことでも言えることですが、1回やってみてうまくいかなかっただけで辞めてしまう人が多すぎます。
例えば、「1件営業してみたけどうまくいかなかった。自分はやっぱり向いてない…」こういう人は多いです。
みなさん小さい頃を思い出してください。自転車に乗れるようになるために、たくさん練習しましたよね？
最初の1回目で乗れた人はいないと思います。できなくて当たり前です。
最初はみんな初心者です。何回も転んで、血を流し、涙を流し、やがて補助輪が無くなり、やっと乗れるようになりましたよね？
営業をして、仕事が獲得できるかどうかはコントロールできませんが、最低100件営業をやってみることは自分でコントロールできます。
相手をコントロールしようとするなど、自分がコントロールできないことに頭を悩ませるのは無駄なので、自分がコントロールできることにフォーカスしましょう！
こうして案件獲得に成功します。
⑤収支＞生活コストの状態を作る
例えば、東南アジアの国で、生活コストが月5万円の場合、月に5万円以上稼げれば、生活コスト＜収入となり、その後も生きていけます。
なので、まずは月5万円稼ぐことを目標にしましょう。
先程、スキルをお金に変える方法として紹介した「制作会社への営業100件」が成功すれば、フリーランス人生が幕を開けます。
例えば、5万円の案件を5日ほどで納品した場合、残りの25日は遊んで暮らせます(税金のことは一旦置いておきます)。
その後も継続的にお付き合いができれば、生活コスト＜収入となり、フリーランスとしてその後も生きていけるようになります。
もしあなたが、生活コスト＜収入の状態になれなかった場合でも、また、STEP①からやり直してもいいし、ヘッドハンティングされた企業に一旦就職するという選択肢もあります。